1月5日は二十四節気の小寒といい、古来よりもっとも寒さが厳しい時期に入ると言われてきました。
この時期になると足浴(足湯)を楽しむ機会が増えるかと思います。湯を用意するだけで手軽に行える足湯ですが、十分に体を暖めることができ、気分転換にも最適です。休日の寝起きになると、足湯をしながらのんびりお茶をいただいてゆっくり目を覚ます…なんて素敵です。
足湯ほど知られていませんが、手をお湯につける手浴も試してみてはいかがでしょう。
手浴のやり方は足湯とほとんど同じで、湯船につけるのが手か足かの違いだけです。普段のお風呂より少し暖かいくらいのお湯を洗面器に張り、手首までつかるようにします。
手浴は特に腕から肩を暖めてくれます。パソコンを使った後には特におすすめ。肩のこりがほぐれます。
もし手元に精油があればお湯に混ぜても良いでしょう。芳香浴にもなります。
オレンジ、ユズなどのかんきつ系やラベンダーがよく好まれますが、お好きな精油を1滴垂らすだけでも十分です。深呼吸すれば心身ともにリラックスすることでしょう。
ローズ、カモミール、ラベンダーなどのドライハーブがあれば、ハーブティーを作り、湯船に混ぜるのもおすすめです。ハーブの量は大さじ1程度でかまいません。
後片づけが気にならないのでしたら、ローズやラベンダーの花びらを湯船に浮かせると、風情が出てこれも良いものです。
足湯や手浴が終わればしっかりと手足を拭き、冷やさないように手袋や靴下を履きます。せっかく暖めたのにまた冷やしてしまうと元も子もありませんので注意します。