2013年6月11日火曜日

白子町の新たまねぎ「ながいき玉葱」

$今日の夕飯、何にしよう?
ごろごろと大小可愛らしい姿の新タマネギ。これは千葉の白子町で収穫してきたものです。

千葉県白子町は、九十九里にほど近いところにある小さな町。タマネギが盛んに生産されており、出荷の最盛期になる晩春を迎えると、町じゅうで新タマネギが販売されるのを見かけるようになります。さながら町おこしのよう。コンビニにまでタマネギが売られているのには少しびっくりしましたけど…。


白子町で生産されるタマネギは「ながいき玉葱」と名付けられています。品種は「ソニック」。一般的なタマネギと比べて辛みが穏やかで、とても甘みが強いのが特徴。生でも水にさらす必要もありません。

収穫のときに驚いたのは、虫に食われて穴だらけのタマネギを見かけたことでした。本来、タマネギの辛みは外敵から身を守る役割があるはずなのに、虫が好んで食べるというのは、考えてみると不思議なこと。よほど辛みが少ないということなのでしょう。


食べ方は、やはりスライスしてサラダで食べるのが一番。何しろ生のままかぶりついても平気なくらいですから、新物のフレッシュさを存分に味わいましょう。かつおぶしを散らして醤油をかける定番がいいですね。
じっくり火を通しても甘みと柔らかさが引き出され、また違う楽しみが味わえます。輪切りをフライにするとカリッとした衣と中の柔らかさの対比がたまらない一品になります。

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