意外と知られていませんが千葉市は農業が盛んです。駅前は整備されていて高級百貨店が立ち並びますが、車で少し走れば農村地帯が一面に広がっている地域もあります。
浦安に住んでいた頃は千葉市によく行く機会があり、そのついでに下田直売所や「しょいか~ご」といった農産物直売所に立ち寄っていたものでした。畑から直送されるのでどの野菜も新鮮で、しかも驚くほど安い。いつも行くのを楽しみにしていました。
さて、秋から静岡の東部に引っ越したのですが、三島市、函南町なども田畑が広がっていて、特に三島市は「三島野菜」というブランドを立ち上げて農産物の販売拡大を図っています。しかし大手スーパーでは地元の野菜があまり売られていません。ひっそりと地元野菜のコーナーができているのですが少し割高。
どこかに直売所があるはず…と探していたのですが、ようやく見つけることができました。「フレッシュ」という店名で三島市と函南町で合わせて3店舗を構えています。
やっぱりどの野菜も安く販売されています。販売当日に仕入れているようで鮮度も申し分なし。また地元の高校が栽培した野菜の販売も行っているのも、ここならではの面白い試みです。
野菜はできるだけ地元のものをいただきたいものです。
フレッシュ錦田、北上、函南店
http://mkja-shizuoka.jp/branch/#entry-101
2013年12月21日土曜日
2013年12月10日火曜日
お店の紹介 下北沢『bonna bonna(ボンナボンナ)』
下北沢駅から徒歩10分少々。入り組んだ住宅街の先にカレー専門店の『bonna bonna(ボンナボンナ)』があります。
オープンして約1年、地図があっても迷いそうな場所にありながら昼時には満席になることもあるようです。
入り口を開けると煎ったスパイスの香りが広がります。しかも店内よく見ると細部のあちこちにスパイスが散りばめられていて、お水にもクローブが入っている徹底ぶり。まさにスパイスが主役のお店にふさわしいのです。
■スパイスが主役
ボンナボンナの基本のカレーはチキン、野菜の2種類。今回はそれらのカレーが一緒に楽しめるチキンベジを注文しました。
まずチキンのカレーを一口入れると鼻に抜けるほどのスパイスの香り。スパイスが全面に出ており、酸味とうまみをトマトが補っている、個性的でとてもインパクトのあるカレーです。
野菜の方は対照的に優しい香りと味わい。カレーの上に素揚げした野菜が添えられ、カレーと野菜とが互いに引き立つようになっています。
カレーひとつとっても他では味わえない一皿ですが、飲み物もまたスパイスを活かした個性派が揃っています。きりっとした香りのチャイ、タマリンドのシロップを加えたティーやビールなどここでしか味わえないものばかり。
いただいたカルダモンティーは紅茶にカルダモンを加えたスパイスティー。やはり、上品な香りのカルダモンがしっかりと主張しています。
■独自の哲学が織りなす美味しさ
主人の影山さんは漢方医学を学び、スパイスの教室を開く傍らでカレーを提供しています。
「疲れたときに酸っぱいものを食べると美味しいと感じるでしょう。それと同じで、身体が求めるものに合わせたスパイスの調合で、美味しいと思えるカレーを作っています」
本場インドのレシピをあえて避け、関東平野の気候を考慮したスパイスの配分にしているのだとか。もちろん季節ごとにも変える徹底ぶりで、私がいただいた時は秋仕様のブレンドでした。
ご主人のお話を聴いていると、スパイスに対して真摯に向き合っていることがよくわかります。ひとたびスパイスのことを語り始めると、もう止められません。しかし長年の経験が作り上げた哲学は聞き入ってしまうほど魅力的。
そんな個性的なお店ですが、お昼には満席になることもあるそう。どうやら独自の哲学は受け入れられつつあるのかもしれませんね。
オープンして約1年、地図があっても迷いそうな場所にありながら昼時には満席になることもあるようです。
入り口を開けると煎ったスパイスの香りが広がります。しかも店内よく見ると細部のあちこちにスパイスが散りばめられていて、お水にもクローブが入っている徹底ぶり。まさにスパイスが主役のお店にふさわしいのです。
■スパイスが主役
ボンナボンナの基本のカレーはチキン、野菜の2種類。今回はそれらのカレーが一緒に楽しめるチキンベジを注文しました。
まずチキンのカレーを一口入れると鼻に抜けるほどのスパイスの香り。スパイスが全面に出ており、酸味とうまみをトマトが補っている、個性的でとてもインパクトのあるカレーです。
野菜の方は対照的に優しい香りと味わい。カレーの上に素揚げした野菜が添えられ、カレーと野菜とが互いに引き立つようになっています。
カレーひとつとっても他では味わえない一皿ですが、飲み物もまたスパイスを活かした個性派が揃っています。きりっとした香りのチャイ、タマリンドのシロップを加えたティーやビールなどここでしか味わえないものばかり。
いただいたカルダモンティーは紅茶にカルダモンを加えたスパイスティー。やはり、上品な香りのカルダモンがしっかりと主張しています。
■独自の哲学が織りなす美味しさ
主人の影山さんは漢方医学を学び、スパイスの教室を開く傍らでカレーを提供しています。
「疲れたときに酸っぱいものを食べると美味しいと感じるでしょう。それと同じで、身体が求めるものに合わせたスパイスの調合で、美味しいと思えるカレーを作っています」
本場インドのレシピをあえて避け、関東平野の気候を考慮したスパイスの配分にしているのだとか。もちろん季節ごとにも変える徹底ぶりで、私がいただいた時は秋仕様のブレンドでした。
ご主人のお話を聴いていると、スパイスに対して真摯に向き合っていることがよくわかります。ひとたびスパイスのことを語り始めると、もう止められません。しかし長年の経験が作り上げた哲学は聞き入ってしまうほど魅力的。
そんな個性的なお店ですが、お昼には満席になることもあるそう。どうやら独自の哲学は受け入れられつつあるのかもしれませんね。
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