2018年9月12日水曜日

ポジショニング

たまに国産ドライハーブの価格を調査します。その時にいつも引っかかることがあり、国産ハーブの価格設定は、超強気か超弱気かの両極端ということです。

超強気なところは、特殊な栽培方法や製法方法をとっています。オーガニック、冷風乾燥、またはスピリチュアル寄りであったりして、自社独自のこだわりをHPでアピールしています。超弱気なところは特にそういったこだわりを謳うことがなく、価格は安い海外産とほぼ同じか、少し値段を上げた程度。

もちろん目指すべき方向は超強気寄りですが、超強気側は本当に価格設定が超強気。ティー1杯分が500円近くするうえに送料プラスというところもあり、売れているのかどうか疑問に感じるレベルです。何しろスタバやタリーズより高級品ですからね。どれだけ高付加価値を持たせたハーブティーでも、コーヒーに勝てるかどうかは疑問に思います。

とはいえ、超弱気側につく気はありません。薄利多売で続けていくためには、資本が必要です。安価な労働力使い、大規模な設備を充実させなければいけない。小規模で始めるにはハードルが高くなってしまいます。そして、だいたいは自分より大きい相手に潰される宿命が待っています。そんな末路を、私は幾度と無く見てきました。

私の立ち位置は、超強気と超弱気との中間くらいを目指しています。

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