2014年1月21日火曜日

乾燥の季節とカレンデュラ軟膏


冬の水仕事が増えると次第に手荒れが気になってきます。ひび、あかぎれを防ぐポイントは、水仕事や手洗いをしたら、すぐに保湿クリームを塗り、肌を保護することです。

しかし真冬になるとクリームでは保湿が追いつかなくなることがあります。クリームは水と油脂を乳化した基材が原料なので、伸ばしやすく肌にすっと馴染みますが、油分が少ないことから長時間カバーできないのが弱点です。

そこで、油脂の基材を用いた軟膏やワセリンも併せて使ってみましょう。これらはべたつくのが難点ですが、油分がそのまま使用されていますので肌を強力にカバーします。
ふだん使いにはクリーム剤で細かくケア、例えば寝る前、手袋を着けるときのように、物に触れない時は軟膏でしっかり保湿するのがおすすめです。

今回は軟膏を手作りしてみましょう。カレンデュラの浸出油を使用しました。カレンデュラオイルの詳細な紹介は過去の記事に掲載してあります。「カレンデュラ軟膏を作りましょう



【カレンデュラ軟膏(約40cc)】
・材料
カレンデュラオイル(作りやすい分量)
 カレンデュラ…2g
 好みのキャリアオイル…60cc
カレンデュラオイル…25cc
ビーワックス(みつろう)…5g
ローズウォーター(なければ精製水)…10cc

・作り方
1. カレンデュラオイルを作る。清潔なビンに材料をすべて入れ、2週間置く。途中1日に1回程度、ビンを振る。
2.1をコーヒーフィルターなどで漉す。3ヶ月程度は保存可能。
3. 軟膏にする。分量のカレンデュラオイルとビーワックスを、ビーカーや小鍋などに入れて湯煎にかける。木べらなどで混ぜながら、ビーワックスが完全に溶けるまで温めて湯煎からはずす。
4. 温かいうちに、かき混ぜながらローズウォーター(または精製水)を少しずつ加える。水分と油が分離しないようにしっかり混ぜること。白っぽく、粘りけが出るようになれば清潔な容器に移す。1ヶ月程度で使いきるのが望ましい。

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