2011年11月13日日曜日
ハーブティーを始めよう!後編 ティーをいれる
ハーブティーのいれ方は難しいものではありません。基本は「熱湯3分」で大丈夫です。しかしちょっとした気配りでさらに美味しくなるので、ぜひともいれ方のポイントを押さえましょう。
■準備するもの
ハーブの他にティーポット、茶こし、カップが必要ですが、器具を揃えるのが面倒だったり、外出先で楽しみたい場合は、茶こしつきマグカップがあれば十分です。
■お湯を入れるその前に
抽出温度を下げないために、あらかじめティーポットにお湯を注ぎ、温めておきます。
まずハーブを取り出しますが、ここで一手間。ハーブが入ったままの缶やビンをいったん振ってから取るようにします。既にハーブをブレンドしていると、どうしても細かいものや重いものは底に沈んでしまいがちです。なるべく粉が均一に混ざった状態で取り出し、常に同じ味にできるようにします。
私はビンを一度天地逆さまにひっくり返してから取っています。
ハーブの量は、一般的にはカップ1杯に対してハーブ大さじ1を用意します。
■香りや成分を逃さないように蒸らす
ハーブの成分をしっかり抽出するために、お湯は完全に沸騰したお湯を用意します。大きな泡がボコボコと沸くまで火にかけましょう。
カップ1杯分のお湯(約150cc)を入れたら、ハーブから出る香り成分を逃さないようにポットにふたをします。
これはマグカップやティーバッグでいれる際も同じです。ティーバッグを使う場合は小皿をふた代わりにすると良いでしょう。
蒸らす時間は3分にしておけば、まず間違いはありません。長すぎるとえぐ味や苦みが出てしまい、美味しくなくなることがあります。
もちろん個別差はあり、例えばローズヒップは5分くらいがちょうど良いです。慣れてくればそれぞれのハーブのベストな蒸らし時間を探っても面白いでしょう。
■最後の1滴まで漉す
こし器はできるだけ目の細かいものを使用します。ハーブの葉や花がティーに残ると、ざらざらして舌ざわりが悪くなってしまいます。
抽出は1滴たりとも残さないつもりでやるとうまくいきます。紅茶でも「ゴールデンドロップ」という考え方がありますが、ハーブティーも同じで、最後の1滴には成分がしっかり含まれています。余すところなく出し切るようにしましょう。
■飲み方
そのままストレートティーでもかまいませんが、砂糖やハチミツを加えてもいいでしょう。あればフレッシュハーブを表面に浮かべれば見栄えが美しくなります。
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