2013年7月18日木曜日
さくらんぼのキルシュ漬け・ブランデー漬け
友人から箱いっぱいの佐藤錦をもらいました。野菜のお福分けのお返しなのですが、まさかタマネギとじゃがいもがさくらんぼになって返ってくるとは…倍返しでは済まないくらいで、ありがたいものです。
さくらんぼは日が経つにつれて急速に甘さが失われていくため、収穫して2~3日が日持ちの目安と聞いたことがあります。そのうえスーパーなどの店頭に並ぶものは、流通の過程でどうしても収穫して1日は経つので、今日明日のうちにいただいてしまうのが理想です。しかし食べきれないほどの量があるならリキュール漬けにして、美味しさを保つのも一つの手です。
今回はさくらんぼのキルシュ漬けを作りました。
キルシュとは別名キルシュワッサーとも呼び、さくらんぼを発酵して作られたブランデーです。ドイツでよく生産され、香りが良いことからお菓子の風味付けに使われます。
さくらんぼに、さくらんぼのお酒を合わせるというのはなんとも贅沢なものだと思います。どんな出来になるのでしょうね。相乗効果でもっと豊かな香りになるのでしょうか。
キルシュは製菓用の小瓶で売られていることがほとんどです。こちらはかなり割高なので、できればリットル単位のものを求めるのが理想ですが、なかなか見つからないのでブランデーで代用しても構いません。
【さくらんぼのキルシュ漬け、ブランデー漬け(作りやすい分量)】
・材料
さくらんぼ…500g
グラニュー糖(または氷砂糖)…100g
キルシュ(またはブランデー)…500cc程度
・作り方
1. 保存用の瓶は煮沸消毒をして冷ましておく。さくらんぼはへたをつけたまま洗い、キッチンペーパーで水気をよく拭き取る。
2. 瓶にさくらんぼ、グラニュー糖を入れ、さくらんぼがかぶるくらいのキルシュを加える。
3. 冷暗所に3ヶ月以上保存する。
漬かりあがったさくらんぼは製菓材料としてよく使用されるようです。お酒が入っているので少し大人の仕上がりになるのでしょうね。漬けあがりはちょうど冬、甘いお菓子が恋しくなる季節です。さて、どう使いこなすか。
ガトーショコラのような甘いお菓子に添えても良さそうですし、ミルクティーに合わせても体が暖まりそう。チーズケーキのアクセントにもいけるかも?
時間が作る料理には待つ楽しさもあります。
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