2018年10月11日木曜日

農業に適さない場所

知人の農家で作った米が天皇献上米に推薦されたそうです。
ただ、作る規模が小さすぎて直販ができないそうで、せっかくのチャンスなのに…と思ってしまいます。
規模を広げるにも、近隣は宅地化が進んでいるため、農地はすぐにマンションになってしまうそうです。

近隣は工業が盛んで、農業はどちらかというと細々としています。
そのため農家の高齢化が進み、おまけに地価も県内では高い方なので、手放すケースが急増しているようです。

私のようなよそ者にしてみれば、そもそも農業をするのに向いていない土地柄と思うのです。
知人は家の跡を継ぐので動こうにも動けないですが、私はもう少し自由に農地を探そうかなと思います。

そんなことを考えていた矢先に、市の方から一般人向けの農業研修の案内が届きました。
市民農園より規模を大きくしたいという人に向けたもので、2年の研修を受けると市の認定農業者になることができ、農地を借りやすくなるという仕組みです。

私のように、もう少し農地を増やしたい人にとっては良い話なのですが、いかんせん農地に向いていない土地柄です。
先のことを考えると、仮に農地を手に入れたとしても、いずれ手放すことになるでしょう。
2年の期間を費やして受ける価値はあるものかどうか。

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