2012年2月22日水曜日

ローズマリーを使ったお料理

以前の記事「チンキを作る その2 ハンガリアンウォーター(若返りの水)」ではローズマリーの自然療法的な用途を説明しました。今日から何回かに分けて、料理での使いかたを考えてみたいと思います。


ローズマリーは頭が冴えるような、とてもすっきりとした香りが特徴です。実際にティーは記憶力を高めると言われ、「若返りのハーブ」としても知られます。
殺菌作用があるため、ヨーロッパでは古くから食品の腐敗を防ぐために用いられてきました。また強い香りを活かした臭み消しとしても優秀で、肉類、中でも鶏肉に使われることが多いです。
野菜に使われることもあります。よく聞く出会い物はジャガイモ、ナス、カリフラワー、カブです。香りにほのかな甘みがあるせいか、淡泊な野菜と組み合わせることがあるようです。

使い方は、焼き物でしたらこしょうのように、ぱっぱっとふりかけてから焼くのが手軽です。肉類の臭み消しとしてなら調理前に、オリーブ油などでマリネにするような方法が適しています。油やお酢にローズマリーを浸して香りを移し、ドレッシングを作るのもいいですね。


$今日の夕飯、何にしよう?
これはラム肉をマリネにしたものです。ローズマリーにつぶしたにんにく、塩こしょうとオリーブ油を合わせたマリネ液に漬けました。仕込みをしてから忙しくなり二晩くらいそのままにしていましたが、焼いても古臭さを感じずにいただけました。(ここでは肉3切れに対してローズマリーは小さじ1使っています)

使い方のポイントは、好みもありますが香りが結構きついハーブなので使うときは少量で充分です。また個人的には筋張った舌触りが気になるので、肉を焼く前にはローズマリーをできるだけ取り除いています。


次回はローズマリーを使ったレシピを見ていきましょう。

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