2012年3月18日日曜日

不安、憂うつのときに飲むハーブ

電車で自殺防止キャンペーンの広告を目にするようになりました。
春は環境も気候も大きく変化し、心身ともに負担のかかる季節。ストレスをうまく発散できればそれに越したことはないのですが、どうしても調子を崩してしまう時もあります。
軽い症状ならハーブの力を借りるのも一つの方法です。

不安、憂うつな気分の時には、パッションフラワーとセントジョーンズワートを主に使います。
パッションフラワーは神経を穏やかにする作用があります。不安や緊張で眠れない、頭痛が止まらない、胃の調子が悪いという時にいただくと効果を発揮します。
セントジョーンズワートは憂うつな気分を和らげてくれます。薬効は昔から西洋で知られ、「サンシャインサプリメント」という別名もつくほどです。いやなことが続き無気力になった、楽しいことも楽しめない、といった軽い憂うつに効果を発揮します。
ただし、セントジョーンズワートは薬の飲み合わせに注意する必要があります(※)。

どちらのハーブも強い苦みやクセをもっているので、シングルのハーブティーは飲みにくいと思います。何種類かのハーブと合わせるのがおすすめです。ブレンドするハーブは、似たような効果を持つものを選ぶと尚良いでしょう。


■眠れないときに飲むハーブティー
・材料(2杯分)
熱湯…300cc
ジャーマンカモミール…小さじ2強
リンデン(葉は手で揉んで細かくつぶす)…小さじ2強
パッションフラワー…小さじ2強

心を落ち着かせるジャーマンカモミールと眠りを誘うリンデンを合わせることで、パッションフラワーの効果をアップさせます。どうもピリピリして眠れない…という時にいただくと症状を和らげてくれ、ぐっすり眠れるようになります。

個人的にはハーブティーにするよりチンキの方が使いやすいと思います。


■チンキ剤
・材料
パッションフラワー…適量
セントジョーンズワート…適量(パッションフラワーと同量)
ウォッカ…適量

・作り方
密閉できる瓶にハーブ、かぶるくらいのウォッカを入れ、蓋をして冷暗所に保管する。朝夕と1日2回瓶を振って抽出ムラを防ぐ。
2週間経てばコーヒーのペーパーフィルターなどで漉し、冷暗所で保管する。1年は使用可能。


$今日の夕飯、何にしよう?
出来上がりは強い苦みを持つ赤褐色です。原液のままだと苦みが強すぎるので十分薄めてから服用します。
使い方の一例ですが、温かめの白湯にチンキを2~3滴混ぜていただきます。飲むときに白湯の温かみを感じながら口にすると、白湯の持つ暖かさ、というより優しさが体じゅうに広がる気がして、なんだかほっとします。

ところで、軽度の不安、憂うつならこれらのハーブで回復できるかもしれませんが、症状が長期間(2週間以上)続くようでしたら、ちょっとハーブでは力不足かもしれません。医師に相談するのが望ましいでしょう。


(※)セントジョーンズワートは医薬品の効果を減弱、または必要以上に高める可能性があることから、次の医薬品を服用している方は、医師と相談の上で併用してください。
インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬、MAO阻害薬

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