きのこが美味しい時季ですね。年中出回っている印象がありますが、今の頃にシンプルに焼いて食べたりしていると季節を感じます。
たくさんの舞茸が手に入ったので、今回は舞茸の炊き込みご飯を作ることにしました。
さてどうやって作ろうかと調べていると『日本のお米、日本のご飯』(土井善晴著)に、ちょっと変わったまつたけご飯の作り方が載っていました。
ポイントはまつたけの切り方。なんでも、まつたけを大きい形のまま炊くのは料亭の仕事で、見栄えを良くするためである。対して家庭の仕事では味を重視して、お米となじむ程度の大きさにまつたけを切るのが良い、と。
それならば、と私は閃きました。舞茸ごはんも同じようにやってみよう。
舞茸は1cm角程度のうすい板状にします。
先のひらひらしている部分は適当にざく切り、堅い軸は薄切りにします。
コクをプラスする鳥もも、油揚げは舞茸より細かいみじん切りにします。
具材に醤油、酒で下味をつけたら、後は昆布だしでふつうに炊きます。
できた炊き込みご飯は、舞茸のおいしさとご飯とがなじみ、いつもとひと味違うものができました。
ちなみにこの炊き込みご飯、おにぎりにして竹皮で包んで持っていきました。
学校の仲間と新宿御苑を見学した際に芝生の上で広げたのですが、見るやいなや「武士のご飯みたい」と言われました。(笑)
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