2011年12月8日木曜日
葉付にんじん
散歩の道すがらに見つけた産直で手に入れました。
普通のにんじんは一般的ですが、葉付きのものはなかなか見かけません。足が非常に早いので、大手スーパーでも扱いきれないのだとか。なので目にしたら本当にラッキー。私は即買ってしまいます。
葉は青みと苦みが強く、山菜のように滋味あふれる味わいです。
注目したいのはその栄養価。ビタミンB2、Cやカルシウムなど、根とは違った栄養素を豊富に持ちあわせ、体調のコントロールに一役買います。
よく「春は苦味」といいますが、それは苦味のほとんどにデトックス作用があるから。葉付にんじんも他に漏れず、苦味のなくなる秋から冬にかけての貴重な解毒野菜となるでしょう。
調理の際はやわらかい葉先と、筋張っている茎を使い分けるのがポイントです。葉先は茹でてそのままゴマ和えやおひたしに。茎は細かく刻んで火を通すのが良いでしょう。
また、油と非常に相性が良いです。苦みも和らぎ、小さなお子さんでも食べやすくなります。かき揚げなんかいいですね。
根は普通のにんじんと同じ食べ方でOKです。
今回はチヂミにしてみました。チヂミは野菜をたっぷりといただけるし、これだけで1食になるお手軽な食べ方です。
【葉付にんじんのチヂミ】
・材料(20cm1枚分)
葉付にんじん
葉…2本分
根…1本
生地
小麦粉…30g
もち粉…30g
卵…1個
だし汁…1/4カップ
たれ
ポン酢(または酢醤油)…適量
おろしにんにく…適量
粉唐辛子…適量
すりごま…適量
ごま油…大さじ2
・作り方
1. 葉付にんじんの葉先は粗くきざみ、茎は小口切り、根は千切りにする。
2. 生地の材料をよく混ぜ合わせ、葉付にんじんを加えてさらに混ぜる。
3. フライパンを熱し、ごま油の半量を入れる。1を流し入れ、中火で表面がきつね色になるまで焼く。
4. 生地をひっくり返し、フライパンにごま油の残量を足す。生地を押さえつけるようにして焼く。
5. 両面に焼き色がついたらお皿にもりつけ、合わせたたれと一緒にいただく。
先に書いたとおり非常にいたみやすい野菜なので、遅くとも手に入れた翌日、できればその日のうちにいただきたいものです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿