2012年3月24日土曜日

お菓子を作る

$今日の夕飯、何にしよう?
去年の暮れから、どういう経緯か仲間内でお菓子を手作りしようということになり、色々なお菓子に挑戦してきました。

お菓子作りは難しいですね。私、今までお菓子は出来合いのもので済ましていたもので、なかなかうまくいかずに試行錯誤を繰り返す日々です。
何しろ扱うのはバター、卵、生クリームといった繊細な素材ばかりですから、ふだんのおかず作りとは勝手が違う気がします。泡立てるにも「これでOK」と過不足なくちょうど良い加減に仕上げるのは、結構な集中力と熟練を要するのではないでしょうか。少し気を抜くと泡立てすぎになってしまいますし、慎重すぎても素材がだれてしまいます。見極めが難しいですね。
ちなみに頭の画像はスポンジ生地(の失敗作)です。ロールケーキのリクエストをもらっているので、まずはスポンジ生地から、と思って練習中です。失敗の原因はわかっているんですけどね…
しばらく私の朝ご飯になります。


$今日の夕飯、何にしよう?
こちらは以前に作ったアップルパイ。知人の就職祝いということで張り切って作ってみたものの、最初はフィリングが溢れたりそもそも生地がいまひとつだったりで悲惨な出来でした。色々な本やYoutubeで勉強して、りんごの品種をあれこれ試して、ようやくそれなりのものが作れるようになりました。試作を重ねた2ヶ月の間、毎日食べていたような気がします。
さて、このアップルパイをよく見ると端が少し焦げているのがわかるでしょうか…しかも上の生地が外れてしまって少し失敗したかなと私は思っているのですが、知人は何事もなくスルーしてくれました。持つべきは寛容な友だと思います。

作るときは料理本に忠実に、変に技巧に走らないようにはしています。人に出す手前、どうしても見栄を張りたいという下心は出てしまいますが、そんなことしてもロクなことになりませんので…

2012年3月18日日曜日

不安、憂うつのときに飲むハーブ

電車で自殺防止キャンペーンの広告を目にするようになりました。
春は環境も気候も大きく変化し、心身ともに負担のかかる季節。ストレスをうまく発散できればそれに越したことはないのですが、どうしても調子を崩してしまう時もあります。
軽い症状ならハーブの力を借りるのも一つの方法です。

不安、憂うつな気分の時には、パッションフラワーとセントジョーンズワートを主に使います。
パッションフラワーは神経を穏やかにする作用があります。不安や緊張で眠れない、頭痛が止まらない、胃の調子が悪いという時にいただくと効果を発揮します。
セントジョーンズワートは憂うつな気分を和らげてくれます。薬効は昔から西洋で知られ、「サンシャインサプリメント」という別名もつくほどです。いやなことが続き無気力になった、楽しいことも楽しめない、といった軽い憂うつに効果を発揮します。
ただし、セントジョーンズワートは薬の飲み合わせに注意する必要があります(※)。

どちらのハーブも強い苦みやクセをもっているので、シングルのハーブティーは飲みにくいと思います。何種類かのハーブと合わせるのがおすすめです。ブレンドするハーブは、似たような効果を持つものを選ぶと尚良いでしょう。


■眠れないときに飲むハーブティー
・材料(2杯分)
熱湯…300cc
ジャーマンカモミール…小さじ2強
リンデン(葉は手で揉んで細かくつぶす)…小さじ2強
パッションフラワー…小さじ2強

心を落ち着かせるジャーマンカモミールと眠りを誘うリンデンを合わせることで、パッションフラワーの効果をアップさせます。どうもピリピリして眠れない…という時にいただくと症状を和らげてくれ、ぐっすり眠れるようになります。

個人的にはハーブティーにするよりチンキの方が使いやすいと思います。


■チンキ剤
・材料
パッションフラワー…適量
セントジョーンズワート…適量(パッションフラワーと同量)
ウォッカ…適量

・作り方
密閉できる瓶にハーブ、かぶるくらいのウォッカを入れ、蓋をして冷暗所に保管する。朝夕と1日2回瓶を振って抽出ムラを防ぐ。
2週間経てばコーヒーのペーパーフィルターなどで漉し、冷暗所で保管する。1年は使用可能。


$今日の夕飯、何にしよう?
出来上がりは強い苦みを持つ赤褐色です。原液のままだと苦みが強すぎるので十分薄めてから服用します。
使い方の一例ですが、温かめの白湯にチンキを2~3滴混ぜていただきます。飲むときに白湯の温かみを感じながら口にすると、白湯の持つ暖かさ、というより優しさが体じゅうに広がる気がして、なんだかほっとします。

ところで、軽度の不安、憂うつならこれらのハーブで回復できるかもしれませんが、症状が長期間(2週間以上)続くようでしたら、ちょっとハーブでは力不足かもしれません。医師に相談するのが望ましいでしょう。


(※)セントジョーンズワートは医薬品の効果を減弱、または必要以上に高める可能性があることから、次の医薬品を服用している方は、医師と相談の上で併用してください。
インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬、MAO阻害薬

2012年3月9日金曜日

大豆もやし

もやしと言えば、給料日前の庶民の味方。しかし大豆もやしとなるといい値段になってしまい、買うのにちょっと勇気が要ります。
しかし高い分だけ緑豆もやしと比べると力強くてしっかりとした感じがします。見た目は華奢なのですが食感はしゃきしゃきとしていて、豆の味や香りが強いので存在感があります。私はもやしといったら大豆もやしというくらい好きです。

調理する際は、豆が結構硬いので下ゆでは欠かせません。炒め物にするのでもやっておいたほうが良いでしょう。
まず鍋にもやしと塩、かぶるくらいの水を入れ、ふたをして強火にかけます。沸騰したら中火に弱めて、大きさにもよりますが3~6分、蒸し茹でのようにして火を通します。ふたをすることで豆の香りを逃さず仕上げられます。ざるに上げたらそのまま冷まします。
残った茹で汁もほのかな香りとうま味が残っているので、余すところなく使いきりたいものです。少し中華スープの素を足して、わかめスープなんかいいですね。

今回は茹で汁も活かすような炊き込みご飯にしてみました。


$今日の夕飯、何にしよう?
【もやしご飯】
・材料
大豆もやし…1袋(約300g)
米…2合
水…2合分から、おたま1杯弱だけ減らした量
塩…小さじ1
ごま油…大さじ1

・作り方
1. もやしはひげ根を取り、水気を切る
2. 1と他の材料すべてを炊飯器に入れ、普通に炊く


もやしはかなり多めに入れています。
炊く前にもやしの水気を切り、入れる水の量も少し減らすのがポイント。もやしから水が出るので普通の水分量だと柔らかくなりすぎてしまいます。
塩分は上のが普通の量とは思うのですが、実は私はもう少し減らして小さじ1/2で炊いています。味気は少ないのですが、ご飯ともやしとごま油の香りがとても豊かに感じられて滋味深い仕上がりになります。少し濃い味のお漬け物とよく合います。

2012年3月1日木曜日

ローズマリーワイン

2品目はハーブ酒です。余ったローズマリーを白ワインに漬け込み、薬用酒のようにいただきます。弱った体や冷え性に効果があります。


$今日の夕飯、何にしよう?

【ローズマリーワイン(730cc)】
・材料
白ワイン…730cc1本
ローズマリー…大さじ2強
・作り方
白ワインにローズマリーを加え、冷暗所で保管する。2週間くらいが飲み頃。特に漉す必要はない。

ワインの種類は好みですが、甘口のものが良いと思います。ローズマリーの香りだけでなく苦みやえぐみも全部出てしまうので、甘さがあった方が飲みやすいのではないでしょうか。
1日につき、おちょこ1杯くらいを継続して飲むのがが良いとされています。


余談ですが、他にも濃度の違うローズマリーワインを作ってみました。
まずは3%のもの(1本に対してローズマリー大さじ1)。ふつうのワインに少しローズマリーの香りがするかな?という感じで、飲みやすく仕上がりました。

次に5%。3%のものと比べるとローズマリーの香りが強く出ています。ほのかに苦みも感じる印象で、バランスがちょうど良いように思いました。上記のレシピは5%のものです。

最後に10%。とある本のレシピが10%なのですが、ここまで来るとお酒というより薬のような感じで、強い苦みときつい香りがあります。薬効を期待するのなら10%でも悪くありませんが、慣れてからチャレンジするのが良いでしょうね。


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