2011年10月27日木曜日

ハーバルセラピストという資格

ハーバルセラピストと聞いてもいまいちピンとこないかもしれませんが、「ハーバル」とは「ハーブの」という意味。つまりハーブのセラピストのことで、ハーブなど植物の薬効を活かして日々の健康を維持しようとする自然療法士のことです。
私が持っているものは、NPO法人日本メディカルハーブ協会(JAMHA)が認定している資格です。

日本でハーブというと、料理の香りづけに使われるイメージが強いかもしれません。しかし古来より薬草で病気を治そうとしていましたし、現在でもイギリスではハーブを処方してくれる外来があるとか。
例えば「ゆず湯につかると身体が暖まる」「ニンニクでスタミナをつける」というのも、ハーブとは少し違いますが、植物の力を活かした一例といえます。

資格を取得するためには認定校で講義を受けた上で、試験をパスする必要があります。
ハーブの使い方はもちろんですが、免疫のしくみやホルモンの生成、ストレスが心身へ及ぼす作用といった健康維持のメカニズムもカリキュラムの中に含まれています。実践的というよりは学術的で、受講した人の中には「イメージと違った」とこぼすケースがあるようです。資格取得を目指している方は、内容をしっかりと確認し、自身の目標とマッチしているかを見た上で勉強を始めると良いでしょう。


このブログでは、そういった難しいことは抜きにして、ハーブの使い方やハーブティーのレシピをお伝えしていきたいと思います。

2011年10月22日土曜日

ジュニア野菜ソムリエという資格

「野菜ソムリエ」というと多くの芸能人、アナウンサーが取得しており、ご存じの方も多いと思います。

エントリー資格の「ジュニア野菜ソムリエ」では、調理や栄養学の基本、品種の違いや目利きのポイントなどを学びますが、その中で「ベジフルカルテ」の書き方も教わります。
「ベジフルカルテ」とは、野菜ソムリエ協会が独自に提案している野菜のレポートのようなもので、ある野菜の産地、旬、保存方法、栄養などの基本情報から、味わった感想をコメントにまとめ、特徴を活かしたレシピを書き下ろします。
ジュニアの資格を取得するためには、筆記試験をパスする他に、8種類の野菜のベジフルカルテを提出しなければなりません。それぞれの野菜の魅力はどこにあるのか、ベストの調理方法は…など、あれこれ探るのは結構な重労働。しかし感覚を研ぎ澄まして野菜を口にしているうちに、漠然とした食事に少し変化が起きたような気がします。料理がより一層楽しくなったかな。


講座では手取り足取り細かく教えてもらえるわけではありません。野菜や果物の品種の違いといってもたかだか22種類しかありませんし、習うことはあくまで足がかり。自ら野菜に接し、考えていくことで初めて野菜の魅力に気づくことができると私は思います。
野菜が好き、料理が好きという方は、受講して損はないでしょう。

はじめに

こんにちは。
野菜ソムリエでハーバルセラピストの、のだと申します。「食と健康」に関心を持っていくうちに、資格を取ることになりました。

私もまだまだ勉強中の身ですが、ハーブの使い方、野菜のレシピなどをご紹介し、野菜やハーブの魅力を伝えていけたらと思いますので、よろしくお願いします。