2015年6月16日火曜日

ミントの収穫

ミント類は市民農園の地植えではなく、ベランダのプランターで栽培しています。

ペパーミント。すっきりしたメンソールの香りはこれが一番。


スペアミント。甘い香りはハーブティーにも料理の薬味にも使える万能ハーブ。


他にパイナップルミントも育てています。
ミントの種類は本当に数え切れないほどあるのですが、自分の好きなものをチョイスしています。全部の種類のミントをブレンドしたフレッシュハーブティーは最高です。


一般的にミントは地植えしません。なぜかというと繁殖力が旺盛で、しかも地下茎が発達するので、放っておくと付近一面がミントで覆われるほどになるからです。
しかも、冬場は地上部が枯れたように見えても、地下茎は生きているため越冬します。
春や秋はまだ可愛いと思っていても、梅雨明け、気温がぐんぐん上がっていくと、つれてどんどん大きくなっていきます。

「ミントテロ」という言葉があるそうです。嫌がらせの一種で、よその庭にミントを放り込んでおくと、知らないうちに根付き、周囲の草花を駆逐してしまうというのです。

本当は地植えでのびのびと育てたいところなのですが、人様から借りた土地でわがままは言えないので、ここは我慢です。


私の住んでいる東海でも梅雨入りが発表されたので、湿気対策を兼ねて収穫しました。


使いきれなかった分は乾燥させます。
ミントに限らずよくやるのですが、余ったハーブは優しく洗い、ザルにあげて冷蔵庫に入れると、1週間前後で乾燥します。
パリパリになったら密封容器に保存すると良いでしょう。

梅雨明けになればまた収穫の頃合いになりそうです。

2015年6月6日土曜日

今日は草取り

雨上がりの休日。こんな日は草取りに限ります。

畑を1週間近くほったらかしにしておいたら、この暑さで雑草も旺盛にのさばっていました。
ちょうど雨の翌日に休みになったのを良い機会に、ここはひと頑張り。
ひととおり引き抜きました。10坪程度でしたが小一時間かかりました…

雑草の山がうず高く。これから夏にかけて雑草との戦いが始まります。

2015年5月26日火曜日

またまた苗を定植



バジルとローズマリーの苗を定植しました。
まだ見た目は雑草と変わりないですね。

コリアンダー、イタリアンパセリ、ルッコラは育苗で育てています。
今年は5月とは思えない高温が続いていますし、雨の予報が外れることが多いので、大切に苗から育てようかなと思いました。
天気が良すぎて土がカラカラになっているんですよね。
種を植えた苗床も水切れを起こしやすくて、手間がかかります。

2015年5月16日土曜日

市民農園でハーブを


近所の市民農園を借りました。
最初はタイム、ローズマリー、レモンバームくらいを小ぢんまりと育てるつもりでしたが、実際に見学してみると結構広かったので、他のも育ててみようと思います。
いま考えているのはレモンバーベナ、セージ、バジル、イタリアンパセリ、コリアンダーです。
慣れてきたらオレガノ、ルッコラ、レモングラスにも挑戦します。

できればミント類も育てたいのですが、手入れを怠ると一気に暴れだすので、コンテナ栽培にしています。さすがに借地ですから…できれば広々とした土地で育ててみたいものですけれども。


いままでは都市でのアパート暮らししか経験したことがなく、家庭菜園といってもプランターで細々と育てていた程度だったのですが、プランターだと土の量が限られていて、伸び伸びと育てにくいことに、もどかしさを感じていました。
イタリアンパセリなんかは根が地中深くまでまっすぐ伸びるので、つっかえてしまうんです。

ところが周囲の市民農園を探すと、家の近くに安い契約料のところがすぐに見つかりました。土地が安いのは田舎のメリットです。
ほぼ限りない深さを持っている土地での栽培というのは楽でいいと思います。



ハーブの会社に居た頃は、確かにハーブそのものには自由に触れられる環境にありました。しかし、組織は損得勘定や欲が複雑に絡む場所。意に反することが多く、またこの先も思い通りにならないと見限りました。これからは本業を別に持ちながら、自分の好きなようにハーブを育てたり、情報発信をしようと決めました。今までに学んだこと全てを公開するつもりです。ハーブ農家の裏話も、少し暗い話になってしまいますが、時折挟んでいこうと思います。

2015年4月1日水曜日

夢が終わる

前にお話しましたが、私は今、ハーブ専門の農業法人で勤めています。
しかし、今月末で退職することにしました。

もともと資金繰りの苦しい会社でしたが、今年に入り給与遅配が続くようになり、いよいよ首が回らない状況となりました。私からすれば先行きは悪く、倒産も時間の問題だろうと見ています。自転車操業を繰り返しているにもかかわらず、無茶な事業拡大を図ったのが致命的でした。
事業拡大は経営陣の悲願であり、夢であったのだと私は思います。しかし給与すら満足に払えない様子では、先が知れています。


私はひとまず、どこかで食い扶持をつなぎながら今後を考えようかなと思っています。ハーブに関わる仕事に携わることは私の夢でありましたが、さすがに泥船に乗り続けるつもりはありません。

好きなことを仕事にすることは一見誰もが憧れる夢ですが、続かない夢は儚い。新しいことを始めるのは意外と簡単なもので、勢いさえあればすぐにでもできるのですが、それを続けるのは、遙かに難しいのです。

2014年12月31日水曜日

行く雲のように、流れる水のように


「年の瀬は慌ただしくなりがちですが、おせちは計画をしっかりと立てれば、意外と時間にゆとりができます。ゆったりとした気持ちでおせちを作りながら、今年一年を振り返るのがいいんですよ。そうして一年にけじめをつけて、気持ちを新たに新年を迎えるのです」
誰が言ったかは忘れてしまいましたが、おせち料理にはその一品一品に縁起などの意味があるのはもちろんのことですが、作るという行為そのものにも大切な意味があるというのです。

私のおせちは、一人暮らしなのでそれほど量も種類も作れません。それでも出来合いの物で揃えるのは何となく気が済まない。できそうなものをできるだけ作るだけで済ませています。その点ではとてもマイペースに料理ができるので、必然的に一年のことに思いを馳せることになります。

私が料理をしながら頭をよぎった、というより頭から離れられなかったのは、つい先日に退職した仕事仲間のことでした。来年から郷里を離れ、友人のもとで居候しながら新しい仕事を始めるというのです。


私の会社は、単刀直入に言えば同族のワンマン企業です。どこかねじれている経営方針に社員は振り回され、この1年だけでも多くの従業員が離れていきました。長く残っているのは、心を失った社畜か、何も考えられないイエスマンのみです。今で言うブラック企業なのかもしれません。詳しいことはここでは省きますが、また機会があれば記したいと思います。
残業はそれほどでもないのですが、思考を停止し、会社に服従しなければ生き残れません。社会的なモラルを失い、会社に洗脳されるということは、会社から離れた後のことを考えると、長時間残業よりもある意味、たちが悪いものなのかもしれません。
異常な職場の中で、会社の奴隷になりたくないという意志を持つ者同士が集まると、否が応にも仲間意識が芽生え、結束力が強まります。その仕事仲間も同士の一人でした。

彼女は自由で、組織に染まらないタイプでした。おかしな慣例には「おかしい」とはっきり反発し、自分が快適に仕事ができるように環境を変えようとする。それは単なる自分勝手ではありません。会社のためではなく、お客さんのために働くという揺るがない意志が根底にあったためで、結局は自分の仕事を最後まで全うしました。
しかし彼女の思いはイエスマン達には届かず、不満や怒りを募らせることも多かったようで、苦しそうな表情を浮かべたことも多々ありました。たまに終業後に私と食事がてら愚痴を吐き、日頃の鬱憤を晴らしながら理不尽に耐えてきました。長い我慢が続きましたが、このたびようやく新しい職場を見つけ、晴れて新しい一歩を踏み出すことができたのです。

そんな彼女のことですから、世間一般の日本的な慣習や人生のレールにも疑念を抱いていましたが、結婚については例外で、年相応に結婚願望が強くなっていたようです。それは、周囲に結婚が相次ぎ、また親族からのプレッシャーがあったせいでもあったようで、どことなく彼女からは焦りが見えました。
そこでお見合いに近い形で、父親から男性を紹介してもらいました。その男性は性格がよく、学歴や収入などのステータスも、申し分ありません。渡りに船とはまさにこのことで、結婚すればきっと世間体にも満足がいくことでしょうけれども、彼女は男性にどうしても好意を持てなかったといいます。

世間の価値観に従うか、自分の本心を選ぶか。
「私はどうしたらいいのかわからない」
2つの価値観の葛藤で、よく彼女は混乱したかのように洩らしていました。


昨日30日、私は送別の意味を込めて彼女に会いました。おいしい食事を食べながら、話は自然と今年一年のこと、会社のこと、来年のことになります。もちろん、結婚のことにもなりました。
ひとしきり話した末に彼女は決心したようで、
「私、まだ結婚しない。本心から好きになった人が見つかるまで、しばらくは一人でいたい。世間様より自分の本心を大切にする。」
彼女はひとまず、新しい環境で今後の身のありようをじっくり考えるそうです。近いうちに一人暮らしも始めるとも言っていました。


行く雲のように、流れる水のように。昔の人が全国を旅したのは、それこそ行く雲のように、流れる水のように自由な心の境地にたどり着くためだった、という物語を聞いたことがあります。略して行雲流水。修行僧を「雲水」と呼ぶゆえんです。

彼女はこれから、各地を渡り歩きながら、自分の本心を大切にしながら、彼女自身の求めるものを見つけていくのでしょうか。それが、世間体に囚われない、自由な彼女にふさわしいと、私は思います。自由な彼女が、もっと自由になる人生の旅。「安らぎがほしい」と時折つぶやいていた彼女の安住の地はどこになるのでしょうね。もしかしたら海外なのかもしれない。


ぼんやりと考えていたらおせちができあがりました。なんだか明るい来年になりそうだなと我に返ったとき、今年にけじめをつけたような気がしました。

2014年12月20日土曜日

ハーブを効かせたフライドチキン

今住んでいるところは、年の瀬の夜になるとイルミネーションの装飾があちこちで見られます。マンションに囲まれて過ごしていた頃はぽつぽつとしかなかったのですが、家族で住む一軒家が多い土地柄なのでしょうか。いつもは静かな一帯なのですが、見えないところで賑わいがあるのでしょうね。

クリスマスは独身の私には関係のないことなのですが、かといって何もしないで一日を終わらせるのはさすがに寂しすぎる。そこで思いついて毎年やっているのが、鶏肉の料理とケーキを手作りしようということです。「今年一年ご苦労様、自分」という労いと、「やれやれ今年も一人かよ自分」という自虐と、「たまには時間に縛られず自由に料理しよう」などなど、色々な思いを一品に込めています。


さて、クリスマス直前にスーパーに出向いてもあまり良い鶏肉はないようです。あるのは冷凍ものばかり。国産の良いものはだいぶ前にレストランに売られているからなのでしょうね。そこで私は20日前後に買っておき、ハーブと塩を効かせて保存させています。


【ハーブを効かせたフライドチキン(2人分)】
・材料
鶏肉…約350g
塩…4g
好みのフレッシュハーブ数種類(オレガノ、タイム、ローズマリー、マジョラムがお勧め)…計1/4カップ
片栗粉…適量
揚げ油…適量

・作り方
1. ハーブはみじん切りにする。鶏肉は表面の水気をふき取る。
2. 鶏肉に塩とハーブをすりこむ。ジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で保存する。3~4日は保存可能。
3. 2の鶏肉の表面の水気を軽くふき取り、表面に薄く片栗粉をまぶし、中温の揚げ油で揚げる。