2012年7月15日日曜日

キャベツと胃

私は(本職ではないですが)自然療法士なので自分の健康には気を遣っているつもりなのですが、もともと胃が弱く、どう頑張っても胃の調子を崩すことがよくあります。このごろも慣れない仕事のストレスのためか、胃がキリキリと痛む日々です…
まあメンタルが普通の人より弱くてプレッシャーや不安に負けやすいのが大きいんですけれども、胃が弱いと栄養が十分に吸収できずにますます心身が弱ってしまい、悪循環になりがちです。

油物や刺激物を控える、ハーブティーでカモミールやペパーミントのを飲むなどが良いとされていますが、普段の食事でキャベツを積極的に取り入れるのもひとつの方法です。


キャベツはビタミンU(キャベジン)という成分を持ちます。UはUlcer(かいようの意味)の頭文字から取られていることからわかるように、胃の調子を整え、胃潰瘍の予防や改善に効果があると言われています。
とんかつやフライに添え物としてついてくる千切りのキャベツは、油物で負担のかかる胃をいたわる役目を持ち、理にかなっているわけです。

ビタミンUは熱に弱く水に溶ける性質を持ちます。生のキャベツからとるのが一番なのですが、生のままだとアクのようなえぐみがあり、少し食べにくいのが難点。
千切りキャベツは水にさらすことで食べやすくなりますが、ビタミンUが流れ出てしまいます。

例えば果物と合わせて野菜ジュースにすると生のままでもいただきやすくなるのでしょう。

今回はいつもの千切りキャベツを塩もみすることでアクを除き、さらにレモン汁と合わせて食べやすい副菜にしてみました。


$今日の夕飯、何にしよう?
【千切りキャベツのレモン和え(2人分)】
・材料
キャベツ…5~6枚
塩…小さじ1/2
レモン汁…大さじ1
こしょう…少々

・作り方
1.キャベツは千切りにし、塩をまぶして5分ほど置く。しんなりしたら水気を絞る。
2.1とレモン汁を合わせて皿に盛りつける。仕上げに黒こしょうをまぶす。

こしょうも消化を促進する効果がありますが、胃腸のダメージがあまりにひどい場合は刺激が強すぎるので使わない方が良いのでしょう。

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