2012年12月3日月曜日

リンデン

$今日の夕飯、何にしよう?

リンデンはボダイジュの別名です。名前は馴染み深いのですが、その葉と実はハーブとして使われています。
リンデンのティーはとても甘い香りがするのが最大の特徴です。その香りは心を穏やかにし、深い眠りを誘うと言われます。ヨーロッパでは小さい子供を寝付かせるためにリンデンのティーをいれるのだそう。

ブレンドティーを作るときは、カモミールなどのような、心を穏やかにするハーブと合わせると良いでしょう。
特に知られているのはオレンジフラワーとのブレンドです。オレンジの甘い香りと少しほろ苦い感じがぴったりなのですが、入手しやすいオレンジピールで代用しています。


■リンデンとカモミールのティー(2杯分)
・材料
リンデン…大さじ1/2
オレンジピール…大さじ1/2
ジャーマンカモミール…大さじ1
熱湯…300cc

・作り方
リンデンの葉は細かくちぎる。全てのハーブをポットに入れ、熱湯を注いで3分抽出する。


気持ちがピリピリしているときはパッションフラワーをブレンドしても良いでしょう。
カモミール、オレンジピールともに鎮静作用にすぐれ、また胃腸を整える働きがあると言われています。ただしトイレが近くなるので寝る少し前にいただくのがおすすめです。


じつは私、リンデンが好きで毎晩愛用しているくらいです。
新しい仕事を始めた頃、1ヶ月くらいの間はろくに仕事をしていないくせに家に帰るとぐったりしていました。とにかく寝よう、というわけで、リンデンとカモミールのティーを飲みながらゆっくりとお風呂に入り、いつもより1、2時間くらい長く寝る日々が続きました。
これが良かったのか、疲れが溜まることなく過ごすことができ、このときは睡眠の大切さを改めて実感しました。

何かを始めようとするとき、疲労は知らないうちに溜まっていくもの。思いのままに突っ走るのもいいものですが、いずれ蓄積した疲労でダウンしてしまうということになりかねません。
疲労困憊な時はもちろんですが、ひたむきに頑張っているという時にこそ、睡眠をしっかりとるのは大切なことなのかもしれません。

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