2012年2月13日月曜日

巨大鷹の爪『げきから』

$今日の夕飯、何にしよう?
秋田の物産展で見つけました。巨大鷹の爪、その名も「げきから」という品種です。
「辛いよ~」と言われつつ勧められましたが、意外とマイルドな辛さでした。たまたま買ったのがそうだったのかもしれませんが…とはいえ種とワタの部分は、やはり鷹の爪らしい、じんわりとした辛みがきます。

さてどういただこう、と考えて真っ先に思いついたのが、鶏とカシューナッツの炒め物。唐辛子を大きくちぎれば見栄えがよくなりそうです。さっそく『四川飯店陳建一が提案する大人の厨房』(陳建一著)をめくってみましたら、何でもこの炒め物、もともとカシューナッツではなくてピーナッツを使っていたのだとか。アレンジされて今の形になったわけですね。
確かにカシューナッツの柔らかさと強いコクは鶏とよく合います。しかし、歯ごたえのいいピーナッツと組み合わせて食感の違いを楽しむのも、また面白そうです。バタピーなら手軽に手に入りますし。というわけでやってみました。
先の本のレシピを、あっさりめの味付けで気軽に作れるようにアレンジしました。ピーナッツは皮のないものを使います。


$今日の夕飯、何にしよう?
【鶏とピーナッツの唐辛子炒め(2人分)】
・材料
鶏むね肉…1/2枚
ピーナッツ(バタピーで可)…30g
白ねぎ…1本
しょうが…1片
鷹の爪…適量
鶏の下味
 塩、こしょう…各少々
 酒…大さじ1/2
 しょう油…大さじ1/2
 片栗粉…大さじ1/2
サラダ油…大さじ1

合わせ調味料
 酢…大さじ1
 砂糖…大さじ1/2
 しょう油…大さじ1
 こしょう…少々
 水溶き片栗粉…大さじ1
 中華スープの素…少々
・作り方
1. 鶏むね肉は皮を取り除き、そぎ切りにしてから一口大に切り、下味をもみ込む。ねぎは5mm程度の斜め切りにする。しょうがはせん切りにする。鷹の爪は手でちぎる。合わせ調味料はあらかじめ合わせておく。
2. フライパンにサラダ油と鷹の爪を入れて中火にかける。鷹の爪に少し焦げ色がついたら1の鶏肉を入れ、あまりいじらずに片面を焼く。焼き色がついたら返して裏面も同様に焼き、ほぐす。
3. しょうが、白ネギを加えて軽く火を通したら調味料を入れ、最後にピーナッツを合わせる。


ポイントは鷹の爪をサラダ油で熱し、焦がすことでしょうか。辛みを油に移すことで辛さをまんべんなく行き渡るようにしています。少し焦がした香ばしさもいいアクセントになります。
鶏はむね肉を使いました。むね肉に水分を含ませているので硬くなりにくくしていますが、それでも火の通しすぎには気をつけています。

調理すると手がじんじんしてくるので注意してください。特に扱った手で目を触ったりすると大変なことになりますので…

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